雨の香りのDiary

WEBライター、雨の日記。

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【Volume2.】子連れ別居(仮)から自宅に戻った3児の母が子連れ離婚を考える。

 子連れ別居(家出)は離婚より大変!!

 

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(出典:we heart it)

 

雨です。シリーズ2回目は、準備なしで子供を連れて別居や家出をしたときの、リアルな困りごとについて書きたいと思います。

 

子連れで別居する一番のデメリットは、子供の世話をしないといけないので諸々の手続きに時間がかかる点だと私は思います。

 

また、子供の年齢にもよりますが、うちの子供たちのようにまだ幼稚園以下の子供を複数連れての別居となると、賃貸を借りるのも子供連れで入居できる物件に限られます。

 

お金があっても物件がないのでホテル暮らし、となると今度は移動中に子供が疲れてぐずる、連れて出た母親を責めるという悪循環が生まれて心が折れそうになります。

 

子連れ別居の際は、少なくとも住むところは先に決めておくことをおすすめします。

 

実家に頼る、友人に頼るのもありですが、離婚協議に入ってしまうと籍が入ったまま母親と子供だけで住む場所を探している=怪しい。貸して大丈夫か!?

 

と警戒する不動産屋もいるので、母親が単身で子供もいる旨を伝えて子供OKの賃貸を借りる手筈までは必ず整えて家を出ることをおすすめします。(別居や家出を奨めているわけではありません)

 

物心ついている子供は、離婚したなら『お父さんともう会えない』ことに慣れていこうとする可能性がありますが、離婚しているのではなく、お父さんとお母さんが喧嘩して出て行っている、雨の家の場合だと、気持ちの折り合いもつかないようです。

 

子供にとっては、大好きなお父さんですからね・・・。

 

1週間の子連れ別居を経て夫は変わった!

 

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(出典:we heart it)

 

これは狙ったわけではなく、思わぬ収穫なのですが、夫が変わりました。

 

家事を率先して手伝ってくれ、話を聞いてくれる夫に。

 

育児の愚痴や生活の不満は、聞く方も気分が悪いだろうと言うのを我慢していた雨でしたが、育児も主婦業も一切したくないほど疲弊しきっていた雨は、帰宅後バリバリ愚痴をいい、つらいと弱音を吐き、今まで以上にダメ主婦ぶりをアピールして仕事したいと主張しましたが、快く聞き入れてくれました。(WEBライティングはあまりできていませんが、仕事する時間ができるように配慮してくれる変化はとてもうれしいです。)


タイムスリップして過去に戻れたら、どうする?

 

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(出典:we heart it)

 

今回、お金のことで揉めたり、夫親族との関係がトラウマ的に心の傷になっていたことも含めて、我慢しすぎた雨がついに爆発したというのが、別居の真の原因でした。

 

「いい嫁」「いい妻」「いい母」になろうとする結婚後の女性の3大欲求は、自分自身に我慢を正当化する理由になりやすく、子供がいれば「子供のために」と、母親が我慢する理由はどんどん膨らんでいきます。

 

私は結婚当初から共働きを希望していましたし、その点主人も理解してくれていたはずでした。

 

しかし、長女が生まれ、妊娠中に約束した「共働き」という生活形態は、夫の強制的な「3歳までは育児に専念した方が子供のため」という押し付けによって裏切られました。その当時は夫の母親や妹などの嫁いびりも激しく、私もおとなしい嫁であったため、そのまま私の監獄のような子育ては続くのでした。

 

当初の約束通り共働きが開始されていれば、私はすでに4年は外で働いており、今より生活も楽で、「食って寝るだけの役に立たないどころかマイナスにしかならない専業主婦」のレッテルを貼られることもなく、第二子、第三子を産むこともなく、結婚も育児もしたことがない職なし借金まみれの義妹に馬鹿にされる理由もなく、今より自由な生活をしていたに違いないのです。

 

しかし、そんなこと言っても後の祭りです。

 

第二子、第三子もとてもかわいくて元気でいい子たちなので、すでに今の、

 

〝3人子供がいて自分のやりたいことがほとんどできず、しかし3人の子供の笑顔が一番大切な私”

 

からは、タイムスリップして過去に戻っても、

 

〝好きな仕事を自由にこなしながら、共働きで1人っこを育てある程度経済的にも余裕があり、年1~2回は旅行にも行ける私”

 

を選択する可能性は0%です。

 

主婦・ママ在宅ワーカーの皆さん、我慢をやめよう!

 

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(出典:we heart it)

 

かと言って、雨のように、在宅でできる仕事を選択したにも関わらず、家族(特に夫)の協力や理解が得られず、仕事として認めてもらえず、それなのに稼いだ賃金は生活費に入れさせられ、『家事・育児をおろそかにして家で仕事をしているだらしない嫁』という扱いを受けている人は、今すぐ我慢をやめて主張を始めましょう!!

 

自分の意思や意見を主張して壊れる夫婦関係なら、そのまま離婚しましょう!!

 

強引かもしれませんが、人は自分の幸せをおろそかにして、愛する人・愛した人に馬鹿にされたり、守られるべき場面で怒涛の攻撃を受けたりし続けることはできないのです。いつかは我慢の限界がきて、自分の精神か家庭が壊れる、もしくは子供が悲劇的な被害に遭います。(育児ノイローゼを併発しているようなら、なおさら)

 

そうなってから、後悔しても遅いんです。

 

今回雨は、ほぼ心が壊れてから家を出ているので、帰宅後も子供のお世話や家事にものすごいストレスを感じています。今までは普通にできていたことにさえも嫌悪感を感じ、自由のなさを感じて発狂しかけています。

 

私が家事・育児が苦手なのは自覚していましたが、苦手とか嫌いとか以上に、拒絶反応が出ています。

 

子供の笑顔を引き換えに我慢をする選択をしたとしても、我慢は確実に自分の心をむしばみます。1日1日の我慢は些細なものですが、それが1年、2年と積み重なっていくうちに、心は確実に限界に近づくのです。

 

雨は運動して筋肉をつける体力がなく、虚弱体質の改善が難しい体質です。

 

体力的にも精神的にも、誰の力もずに子供3人を育てる余裕はどこにもありません。

 

きっとみんな、似たり寄ったりだと思うのです。雨だけが特別苦労しているのではなく、いろんな理由で、自分の意見や意思を主張することすらできずに我慢している主婦・ママは大勢いるのだと思います。

 

だから、一足先に心にヒビが入り、子供3人連れて別居し、賃貸を借りることもできず、弁護士さんと話すのに6日待ち、その間悪徳弁護士や協力したいと急に出てきた友達の友達にかき乱されたり、捜索願を出されて警察にスマホGPSを探知されたり、そんな訳のわからない苦労をした雨から、子連れ別居の際の最低限の準備と、子連れ別居をするなら離婚した方がいいよという助言をさせてください。

 

そして、子連れ離婚も精神崩壊もごめんだと思うなら、自分の意思を大切に、自分の意見を主張することをしてみてくださいね。雨

 

 

 

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